アル・マナタワー、別名ブルジュ・アル・マナは、カタールのドーハにある複合用途超高層ビルで、西ベイに位置し、高さ247m(810ft)、57階建てです。2023年に完成し、現在のカタール国内では4番目に高い建物です。42,000㎡のユニット化されたガラスカーテンウォールと37,000㎡のマシュラビヤ(日よけシステム)が2019年から設置が開始されました。サンフレーム・ファサード・エンジニアリング(SFFE)は2017年末にこのプロジェクトに関する問い合わせを受け取りました。マシュラビヤのファサードデザインは非常にユニークであり、ほとんどの部品がカスタマイズが必要でした。SFFEは3Dシミュレーションによってこのファサードデザインを実現し、独創的な建築外観を形にしました。
このタワーの目的は、未来感のあるランドマークとなる建物を作り出すことですが、同時に伝統的なカタール建築を取り入れることを目指しています。そのため、サンフレームは外壁に三次元パターンモデルを使用し、アラビア風マシュラビヤと現代的なユニット式ガラスカーテンウォールを組み合わせることにしました。